弱視・斜視を専門とする医師の一覧

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日本弱視斜視学会
■ 一般のみなさまへ  斜視・弱視の病気の説明 ― 斜視
斜視

両眼の視線は、通常、固視目標(みつめる対象)に向かってそろっています。一方、片眼の視線が固視目標からそれている状態を斜視といいます。それに対し、斜位とは両眼を開けている時には左右眼の視線は固視目標に向かっているけれども、片眼ずつ調べると視線がずれているものをいいます。視線のずれの方向によって、内斜視、外斜視、上斜視、下斜視などがあります。斜視では、両眼視機能*1が障害され、精密な立体感覚や奥行き感が低下します。小児では視覚の発達期にあり、この時期に斜視があると、両眼視機能の発達が阻害されたり、弱視を伴ったりします。成人では、糖尿病、高血圧、頭蓋内疾患や頭部外傷などによって急性に斜視が起こることがあります。その場合、複視*2が現れます。このように、斜視は整容的な問題だけでなく感覚的な問題をあわせもっています。
偽斜視(ぎしゃし)

見かけ上は視線がそれていて斜視のようにみえますが、実際には両眼の視線がそろっている状態を偽斜視といいます。代表例として偽内斜視があります。偽斜視の診断は医療機関で行います。
1.内眼角贅皮
  内眼角(目頭)の皮膚が眼球の内側(鼻側)の強膜(白目)を覆うものをいいます。
  そのため、内斜視のようにみえます。
2.ガンマ角異常
  眼の光軸(光学系の中心を通る直線)と注視線(眼底(網膜))の中心部と物体を結ぶ直線の
  なす角をガンマ角といい、ガンマ角が大きい(5°を超える)ものをガンマ角異常といいます。
  このとき見かけ上、視線がそれてみえます。
眼性斜頸(がんせいしゃけい)

斜頸とは、頭をいずれか一方に傾ける頭の傾きの異常(頭位異常)をいい、眼性斜頸と筋性斜頸があります。眼性斜頸は、眼球を上に動かす筋(上転筋)または下に動かす筋(下転筋)の麻痺に伴う斜頸を指します。これらの筋に麻痺があると、視線のずれ(麻痺性斜視)で複視が生じます。そのため、この複視を軽減させようとして、代償的に頭を傾ける姿勢をとります。このように、斜頸には麻痺性斜視が原因の可能性もあり、筋性斜頸との鑑別が必要です。筋性斜頸とは頸部にある胸鎖乳突筋が固いために起こるものです。

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