練習しましょう!ー 視標が輪の場合 ー(回答用の輪を使う方法で、お子さんが3歳6か月以下の場合に適しています)

  1. 明るい部屋で、50cm位離れて、両目でおこないます。
  2. 回答用の輪の切れ目を「上」にして、お子さんに持たせます。
  3. 練習用の大きい輪の切れ目も「上」にして、お子さんの目の高さに合わせて見せます。
    この時、お子さんには次のように練習用の紙に描いた輪の切れ目と、回答用の輪の切れ目が同じ方向を向いていることを説明します。

    説明の一例

    〇〇ちゃんの持っている黒い丸の絵を、描いたよ。
    丸のあいている所は両方とも「上」で、同じだね。

    次に、練習用の輪の向きを「下」にして、お子さんの持っている回答用の輪の切れ目も「下」に向け、それぞれの輪の切れ目を指で指し示します。

    今度は黒い丸のあいているところを「下」にしたよ。
    ◯◯ちゃんの丸のあいている所も 「下」で、また同じだね。

    次にまた練習用の輪の切れ目を「上」にして、お子さんに回答用の輪の切れ目の向きを直すように促します。

    じゃあ、今度はこの丸のあいているところと同じにしてみてね。

    お子さんが回答用の輪の切れ目を上手く「上」に向けることが出来たら、褒めながら、練習用の輪の切れ目を「下」に向け、お子さんが回答用の輪の切れ目を「下」出来るか確かめます。

    こうかな?

    上手に出来たね。
    ほら、また変わったよ。
    同じに出来るかな?

    「上下」の向きを回答用の輪で上手く応えることが出来たら、「左右」も同様に練習し、「上下左右」が回答用の輪で応えられるようにします。

    ★ワンポイント・アドバイス★

    年齢の小さいお子さんは「上下」の方が「左右」より理解しやすいようです。
    まず「上下」の切れ目を合わせることから始めてみましょう。

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(手や指で輪の切れ目を答える方法で、お子さんが3歳7か月以上の場合に適しています)